広島平和記念資料館・本館

1945年8月6日午前8時15分、広島は世界で初めて原子爆弾による被害を受けました。
街は破壊され、多くの人びとの生命がうばわれました。
かろうじて生き残った人も、心と体に大きな痛手を受け、多くの被爆者がいまなお苦しんでいます。
平和記念資料館は、被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を収集・展示するとともに、広島の被爆前後の歩みや核時代の状況などについて紹介しています。
資料は、人びとの悲しみや怒りが込められています。
原爆の惨禍から蘇った広島の願いは、核兵器のない平和な社会を実現することです。
2006年7月5日、広島平和記念資料館・本館は、意匠的に優秀なものと評価され、わが国の戦後建築物としては初めて国の重要文化財に指定されました。

住所広島県広島市中区中島町1-2 平和記念公園内
電話082-241-4004
開館08:30
閉館17:00(1~2月と12月)
18:00(3~7月と9~11月)
19:00(8月)
入館は閉館時間の30分前まで

平和記念資料館

平和記念資料館本館

原爆ドーム

チェコ人の建築家、ヤン・レツル氏の設計で1915年に開館。広島市の中心街にあった「広島県産業奨励館」です。建物の上空で原爆が投下されたために、現在の姿になりました。昭和20年8月6日の原爆の実状を伝えるため永久保存されています。1996年にユネスコの世界遺産として登録されました。

住所広島県広島市中区大手町1-1-10
電話082-242-7831
HPcity.hiroshima.lg.jp

広島県ガイド

広島県を旅行するエリアは大きく分けて4つに分かれます。
世界遺産をめぐる「広島・宮島」エリア。
古い町並みが現在でもあり、雰囲気を楽しみながら散策する「福山・尾道」エリア。
広島空港を中心とした観光地をめぐる「三原・竹原・東広島・呉」エリア。
のどかな雰囲気があり自然を満喫する「庄原・三次・芸北」エリア。

広島・呉エリア

広島県の広島・宮島エリアは、広島の中心地でありながら豊かな自然と歴史を残し続けています。
年間を通じて旅行客で賑わいがある宮島は、広島旅行には欠かすことのできないエリアです。
ロープウェーで弥山へ着けば、世界文化遺産に指定されている宮島厳島神社と瀬戸内海の島々を一望。
広島市中心地には平和記念公園があり、広大な公園内にある記念碑を巡り歩くことで平和を学ぶことができます。

福山・尾道

広島県の福山・尾道エリアは、古い街並みが現在でも続いており、情緒溢れる雰囲気は歩きながら旅行を楽しむことのできる景観があります。
福山では、鞆の浦に古い土壁の連なる路地や民家が今も残っており、尾道の千光寺山ロープウェイで頂上へ昇っていけば、尾道の代表的な建造物である千光寺といっしょに、尾道市街地のさらに向こう側にある瀬戸内しまなみ海道やその先の四国までも眺めることのできる絶景が広がっています。

三原・竹原・東広島・呉

広島県の三原・竹原・東広島・呉エリアは、三原に広島空港があるため全国からの旅行者が訪れやすいエリアです。
呉は造船で栄えた所で軍艦関連の施設が多く、日本で唯一潜水艦を間近で見ることができます。
海上自衛隊呉資料館、大和ミュージアムなどの施設があり見応えは十分。
安芸の小京都と呼ばれる竹原の風情ある街並みを歩けば、ちょっとしたタイムスリップ気分を味わえる。
このエリアは、聖地巡礼で来訪される方が多いのも特徴です。

庄原・三次・芸北

広島県の庄原・三次・芸北エリアは、のどかな自然が広がる地域です。
都会の雰囲気に疲れた方には、非常に癒されるエリア。
こちらの地域は、神楽(かぐら)と呼ばれる演舞が有名で、遠くは海外から旅行で訪れて見に来られる方も多いです。
また、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「壬生の花田植」が行われています。
毎年6月の第1日曜日に行われているため、このエリアを訪れるなら外せないイベントのひとつです。

世界遺産宮島

海に浮かぶ朱塗りの大鳥居。世界遺産に登録された宮島の歴史と文化を満喫しよう。
◎全5スポット ◎所要時間 約4時間

1.厳島神社

推古天皇の時代に創建された古社。華麗な寝殿造りの社殿と、瀬戸内の自然が混ざった世界遺産。朱塗りの回廊が美しい。宮島のシカは神の使いとして神鹿と言われています。結構、いたずら好きのシカたちですが。

◎昇殿料
大人300円・高校生200円・中学生200円・小学生100円

2.厳島神社宝物殿

厳島神社に所縁の深い平清盛をはじめ平家一門の人々が1巻ずつしたためた国宝・平家納経を所蔵。太刀や武具、能楽面や美しい檜扇などの美術工芸品コレクションは圧巻。

◎拝観料
大人300円・高校生200円・中学生100円・小学生100円

3.大鳥居

高さは16メートル。海から映える鮮やかな朱塗りの大鳥居は、宮島のシンボル。干潮時には歩いて渡る事が出来るので、行くときは干潮時間をチェック。現在の鳥居は8代目で、1875年建立。8代目という数字は、平安時代から数えての8代目ということ。

4.豊国神社(千畳閣)

豊臣秀吉と加藤清正を祀っている豊国神社。入母屋造りの大伽藍は、857畳の広さがあることから、この名前に。1587年、秀吉が戦没者の供養の為に発願するが、秀吉没後は、工事が停まり未完成のままとなる。

◎昇殿料
大人100円・高校生100円・中学生50円・小学生50円

5.五重塔・千畳閣

1407年創建。高台に姿を見せる五重塔は、和様と唐様が融合した造りが特徴的。桧皮葺きの屋根と朱塗りの柱や垂木が美しい。しかし、内部は非公開なので、外装を堪能しよう。

広島と原爆

歴史ある城下町の広島。
原爆の悲劇を伝える史跡をめぐりながら、平和への祈りを考えるコースです。

広島市内の5ヶ所を回ります。
所要時間は5~6時間です。
のんびりと広島市内を歩いてみましょう。

1.広島平和記念公園・資料館

原爆の悲劇を世界に伝え、核兵器の廃絶と世界恒久平和に寄与することを願って設立されました。被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料の展示、被爆者による体験講和会の実施されています。

2.平和記念公園

市民の願いの場所でもあり、平和の鐘や原爆の子の像など、数々の慰霊碑や記念碑が建っています。ここは祈りと鎮魂の地なのです。毎年、原爆が投下された8月6日は、平和記念式典の会場になります。平和記念式典で、原爆投下の時刻に合わせて黙祷がありますが、この時は広島市内のアチコチで鎮魂のために、サイレンや鐘が鳴ったりして、広島市内の刻が止まります。

3.原爆ドーム

1915年の建設当時は、ヨーロッパ調のモダンな建物が目を引く広島県物産陳列館でした。しかし、原爆投下されたのが、ほぼ直上だったため、爆風により現在の姿になってしまいました。そして、1996年に世界遺産に登録しました。

4.広島城

毛利元就の孫、輝元が築いた名城。鯉城とも呼ばれ、中国地方の中心として城下町とともに発展。原爆により大部分が失われたが、復元により1994年には、南側にあった二の丸の姿も蘇った。

5.縮景園

藩主浅野晟の別邸として造られた名園。中国浙江省西湖の風景を模したという回遊式庭園は、歴代藩主に愛されてきた。梅や桜の名所として知られ、季節毎の風景を楽しみに来園されます。